「バックテストで回収率がプラスだった」だけでは、購入戦略の根拠になりません。このプロジェクトでは、確定オッズの先読みを含む過去のプラス成績を実運用の成績として扱いません。訂正し、まだ採用しない判断を残すことも重要な成果です。

確定オッズで選ぶと何が起きるか

競艇はパリミュチュエル方式のため、確定オッズは精算に必要です。しかし、それで過去の候補を選ぶと、締切時点に見えていなかった情報を利用します。確定オッズを選定に使わない基準線では、既存ベースラインはテスト回収率 -7.64%、9,114ベットでした。予測精度の改善と、控除率を超える戦略の確認は別です。

締切前の記録で前方検証する

締切30分前、10分前、5分前、4分前などのオッズを、候補の有無にかかわらず保存します。予測JSONと公式払戻を後から結合し、判定に使ったライブオッズを確定払戻で上書きしないこと、同じレース・艇を重複計上しないことを監査します。

少数のベットで良い点推定が出ても、複数条件を探索した後の診断値であれば戦略を変えません。信頼区間がゼロをまたぐ結果も、利益が確認できた状態とは扱いません。

凍結した採用ゲート

実弾運用へ進む条件は、結果を見る前に固定します。

  1. 前方台帳で精算済みベットが200件以上あること
  2. レース単位で再標本化した95%信頼区間の下限がプラスであること
  3. 時系列の前半・後半に分けても前半の回収率がプラスであること
  4. 確定オッズを選定に使わない比較基準を実質的に上回ること

すべてを満たすまで stake=0、すなわち完全ペーパー運用です。現時点で採用済みの実弾戦略はありません。

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本記事は個人開発・データ分析の記録です。舟券購入や利益を推奨・保証するものではありません。